今回は、カナダ人の旦那が日本で運転できるようにするために免許切り替えを行った際に必要だった『出入国記録証明書』についてシェアしていきたいと思います。
また、出入国記録証明書では審査に通過しなかった私たちの場合、他にどの書類を提出して免許取得に至ったかもシェアしていきます。
目次
免許切り替えに必要な【出入国管理証明書】とは?
まず、出入国記録証明書というのは字のままの説明になりますが
国に入国、または出国した日付記録を証明したもの
です。
出入国記録証明書は各国の入国管理局に申請をして発行してもらうことができます。
旦那もまずメールで申請をして1週間程度で発送してもらえました。
免許切り替えに出入国記録証明書が必要な理由
免許を切り替える際に必要な提出物はいろいろありますが、なぜ出入国記録証明書が必要なのか。
その理由は
免許取得後、免許を取得した国で通算3カ月以上その国に滞在したことの証明が必要
ということが条件として挙げられています。
ですので、出入国記録証明書を見て、免許取得後にその国に通算3カ月滞在していたかどうかの確認をしているんですね。
この証明ができなければ、免許を切り替えることはできません。
出入国記録証明書では審査通過できなかった
私たちは必要書類をすべて集め、もちろん出入国記録証明書も準備して免許センターに提出しました。
しかし私たちが提出した出入国記録証明書では「何日滞在したかという証明ができない」といわれてしまいました。
というのも、カナダから送られてきた書類には私たちがカナダに“入国した日”の記載はあったのですが、出国した日の記録がないとのこと。
これでは、何日かのカウントができないといわれてしまったんです。
またパスポートがあればよかったのですが、パスポートは日本に来る際に更新していて、古いものは返納していて持っていませんでした。
古いパスポートがあればこんなに大変な思いをすることはなかったでしょうね。
最終的に新しいパスポートでは72日間しかカナダに滞在していたことが証明できず、日数が足りない・・・
出入国記録証明書では、出国の記録がないからいつカナダを出国したかどうかが把握できない・・・
そもそも近年では空港で出入国のスタンプを押さなくなっている国が多く、顔認証でゲートを通れたりしますよね。
それでもデータとして記録されていると思うのですが・・・結局は出入国記録証明書以外のものを集めるしか方法がなくなってしまいました。
それでもし八方塞になってしまった場合、日本の免許を1から取るという方法が一番早いかも!とまで言われました。
そのほか一緒に提出した書類一覧
古いパスポートもない、出入国記録証明書でも審査に通らなかった私たちが提出した書類は以下になります。
- 古い運転免許証
- カナダで働いていた時の給料明細書
- 大学卒業証明書
- カナダに届いた郵便物や公共料金の明細
この4つを提出しましたが、大学の卒業証明書は古いパスポートがあったら証明としての効果を発揮するけど、パスポートがないと意味がないようでその場で返却されました。
また、郵便物や公共料金の明細についても同じようでした。
最終的に古い運転免許証と給料明細の年度が一致し、給料明細に店舗名やポジションが書かれていたことで証明と判断してもらえたのか、書類審査に通過することができました。
おわりに
外国人が運転免許を切り替える際に必要となる【通算3カ月以上滞在した証明】にこんなにてこずるとは思っていませんでした。
今ではパスポートだけでも審査に通過することが難しくなっているようなので、パスポートとそのほか給料明細や大学の卒業証明書など集められるものすべてを集めておいた方がいいかと思います。
審査に通過するハードルは各都道府県によっても様々なようですが、準備しておくに越したことはないですね!
あくまでも私たちの経験として理解していただいた上で、今後申請する方の参考になればうれしいです。
免許切り替えの流れを解説
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